α-リノレン酸

α-リノレン酸

 

α-リノレン酸とコレステロールの関係

α-リノレン酸は人間の体内に摂取されると、その10〜15%程度がDHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)に変化します。
α-リノレン酸由来ではありますが、それらのDHAやEPAは青魚に含まれるものと同様の作用を人間の体に及ぼします。

 

その作用のひとつが血中の中性脂肪を減らすことです。
中性脂肪は血中に含まれる脂質のひとつであり、LDLコレステロールを増加させる原因になります。
中性脂肪があるとコレステロールを血液に運び込む運搬粒子の合成が増えるからです。
その中性脂肪を減らすということは結果的にLDLコレステロールを減らすことが期待できるわけです。

 

つまり、α-リノレン酸そのものがコレステロールに作用するわけではなく、α-リノレン酸が変換されたDHAやEPAがコレステロールと関係していることになります。
そのため、より効率的にLDLコレステロールを減らしたいのであれば、DHAやEPAを含む食品を摂取した方がいいかもしれません。
またDHAやEPAを含む食品とα-リノレン酸を含む食品をあわせて摂ることでDHA・EPAを補うことができます。

α-リノレン酸が多く含まれる食べ物

α-リノレン酸が多く含まれるのは基本的に植物の種子となります。
どのような種子かというと、たとえばえごま亜麻、くるみなどがあげられます。
えごまや亜麻に関しては種子のまま食べられることはほとんどなく、種子から抽出した油からα-リノレン酸を摂取するのが一般的です。
他にも大豆油やオリーブオイルなど、日本人に親しまれている油にもα-リノレン酸が豊富に含まれています。

 

植物の種子(油)以外でも、たとえば穀類や豆類など、α-リノレン酸が含まれる食べ物は多くあるのですが、どれも含有量はかなり低くなります。そのため、α-リノレン酸を意識的に摂取するつもりであれば、植物の種子関係の食べ物を選ぶ必要があります。

 

α-リノレン酸は非常に酸化しやすい脂肪酸です。
酸化した脂肪酸は酸化したLDLコレステロールのように人間の体にとっていいものではなく、血管の内側に入り込むことで動脈硬化の原因になることがあります。
そのため、α-リノレン酸を多く含む食べ物を摂取する時は必ず酸化してしまう前に早く消費することが大切です。
またα-リノレン酸は熱や光によっても酸化してしまうので、できるだけ熱や光を食べ物に与えないようにするべきです。

 

関連ページ
亜麻仁油
えごま油

α-リノレン酸関連ページ

DHA・EPA・DPA
DHA・EPA・DPA
クリルオイル
クリルオイル
オレイン酸
オレイン酸
レシチン
レシチン
アリシン
アリシン
イソフラボン
イソフラボン
ナットウキナーゼ
ナットウキナーゼ
水溶性食物繊維
水溶性食物繊維
スルフォラファン(ブロッコリースプラウト)
スルフォラファン(ブロッコリースプラウト)
クロロフィル
クロロフィル
エリタデニン
エリタデニン
ケルセチン
ケルセチン
リコピン
リコピン
タウリン
タウリン
キトサン
キトサン
乳酸菌
乳酸菌
サポニン
サポニン
アスタキサンチン
アスタキサンチン
セサミン
セサミン