ストレスとLDLコレステロールの関係

ストレスとLDLコレステロールの関係

コレステロールとストレスの関係

ストレスは副腎皮質ホルモンの働きを促進させます。
ストレスは言い換えれば危機に陥っているという合図なので、副腎皮質ホルモンの働きにより、その危機に打ち勝とうとするのです。
具体的には血圧、血糖値、心拍数の上昇などがあげられます。
体が緊張することによって脳や体の働きを高めることが目的です。

 

コレステロールはこの副腎皮質ホルモンの原料に使われます。
副腎皮質ホルモンはその名のとおり、副腎の周囲にある副腎皮質という組織で産生されるホルモンです。
肝臓で生成されたコレステロールは血液に乗って副腎皮質まで運ばれ、最終的に副腎皮質ホルモンとして分泌されるのです。

 

ストレスを受け続けると体がたくさんの副腎皮質ホルモンを分泌させようとします。
そうなるとそれだけ多くのコレステロールが原料に必要になり、肝臓が次々と生成したコレステロールを血中に流すようになります。
そのため、ストレスは血中LDLコレステロール値を上昇させる原因になるのです。

 

ストレス

副腎皮質ホルモンを分泌の促進

コレステロールを血中に流す

血中LDLコレステロール値を上昇

ストレスの原因

ストレスの原因にはさまざまなものがありますが、近年では特に社会的ストレスを受けている人が多いです。
社会的ストレスというのは学校や仕事、家庭など社会的な関わりにおいて受けるストレスのことです。
人間関係の問題はもちろん、学校なら成績、仕事なら出世・ノルマといったことで悩むこともあります。

 

それからストレスには身体的なものもあります。
その中でも不規則な生活を送ることによって生まれるストレスは現代人が抱えやすいものです。
たとえば、栄養バランスの偏り、睡眠不足、運動不足などがあげられます。
身体的ストレスは副腎皮質ホルモンのことだけでなく、全体的な健康の低下から複合的に血中LDLコレステロール値が上がるおそれがあります。

 

ストレス解消法

ストレス解消法にはまず趣味を思い切り楽しむことがあげられます。
趣味があれば多少嫌なことがあってもそのことを忘れて打ち込むことができるので、もんもんとストレスに苛まれ続けることもないですし、幸福感が得られます。

 

また趣味によって気晴らしができても体の健康が伴っていなければ結局ストレスは受け続けてしまいます。
そのため、できるだけ食生活の改善や適度な運動、十分な睡眠を生活に取り入れていくべきです。
体が健康になれば自律神経のバランスが整えられて気分が落ち着きやすくなりますし、ストレス耐性の向上も期待できるので、一石二鳥です。